はじめに:8000円台で快適ライディング?ORZシステムヘルメットに迫る
「システムヘルメット」と聞くと、多くのライダーはOGK KABUTOやSHOEIといった国産有名ブランドの高価なモデルを思い浮かべるのではないでしょうか。 私もそうでした。フリップアップ機能やインナーバイザーの利便性には憧れるものの、正直、数万円から十万円近くする出費はかなり勇気がいるものです。
そんな私が今回、偶然見つけたのがこの「ORZ システムヘルメット」。なんと8,000円台という驚きの価格で、フリップアップ・ダブルシールドといったシステムヘルメットの魅力を全て詰め込んだという触れ込み。
「本当にこの値段で使えるのか?」「安かろう悪かろうでは?」
半信半疑ながらも、その破格の値段と謳われている機能性に惹かれ、実際に手に入れて試してみました。 果たして、ORZシステムヘルメットは私の期待に応えてくれるのでしょうか? 今回は、そのリアルな使用感と評価を徹底レビューしていきます!
ORZシステムヘルメット、第一印象と驚きの機能
まず届いて驚いたのは、そのルックスです。価格からは想像できないほど、しっかりとした作りとデザイン。カラーバリエーションも豊富で、私の選んだ「A14」というモデルは、マットな質感がなかなかカッコいい印象でした。
フリップアップ機能はライダーの強い味方
このヘルメットの最大の魅力、フリップアップ機能。チンガード部のボタン操作で、片手で簡単にガバッとオープンできます。
これが想像以上に便利なんです!
- コンビニでの買い物: レジでのやり取りや、飲み物を飲む際にいちいちヘルメットを脱ぐ手間がありません。
- 信号待ち: 夏場の暑い日には、フリップアップして顔に風を当てるだけで、体感温度がグッと下がります。新鮮な空気が吸えるのは本当に快適。
- 休憩中: ちょっとした休憩でヘルメットを脱がずに済むので、気軽に立ち寄れる場所が増えました。
- 仲間との会話: グループツーリングの際、ヘルメットを被ったままで会話ができるのは、コミュニケーションの面でも大きなメリットです。
高硬度なABS素材でできているため、安全性への配慮も感じられます。実際に触れてみると、しっかりとした硬さがあり、万が一の衝撃にも耐えられそうな安心感があります。
ダブルシールドの恩恵
そして、もう一つ見逃せないのが「ダブルシールド」の採用です。クリアなアウターシールドの下に、スモークのインナーバイザーが内蔵されています。
これが本当に便利!
- 日中の眩しい日差し: サンバイザーを下ろすだけで、眩しさを効果的に軽減してくれます。サングラスをかける手間も、付け外しで落とす心配もありません。
- トンネルや夕暮れ時: 急に暗くなった時でも、インナーバイザーをサッと上げれば視界を確保できます。走行中に切り替えられるのは安全面でも非常に重要です。
アウターシールドはかなりクリアで視界が広く、歪みも感じませんでした。これも価格を考えると素晴らしい点です。
季節を問わない快適性
いくつか設けられた通気口は、夏の暑い時期には内部の熱気を排出してくれ、速乾性や抗菌・防臭効果も期待できます。実際に夏場に使ってみましたが、風が抜ける感覚があり、以前使っていたフルフェイスヘルメットよりも蒸れにくいと感じました。
逆に肌寒い季節には、これらの通気口を閉じれば防寒効果が高まります。季節を問わず一年中使えるというのは、ヘルメットの買い替え頻度を考えると嬉しいポイントですね。
実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
メリット
- 圧倒的なコストパフォーマンス: 何と言ってもこの価格で、フリップアップとダブルシールドを両立しているのは驚異的です。システムヘルメットの利便性を手軽に体験できます。
- フリップアップの利便性: 休憩、会話、ちょっとした飲食など、ヘルメットを脱がずに済む快適さは一度味わうと手放せません。
- ダブルシールドの実用性: 日差しや急な暗闇に対応できるインナーバイザーは、安全と快適さを両立します。
- 通気性と防寒性の両立: 季節を問わず快適に使える設計は、ライダーにとって大きな魅力です。
- 高硬度ABS素材による安心感: 安価ながらもしっかりとした作りで、最低限の安全性は確保されていると感じます。
- 豊富なサイズ展開: MからXXLまであるので、多くのライダーがフィットするサイズを見つけやすいでしょう。
デメリット
- ノーブランド品であること: 補修部品の入手性や、万が一の際のサポート体制に不安が残ります。有名なブランド品のような長期的な信頼性は期待しにくいかもしれません。
- 「並行輸入品」という表示: 初期不良などの対応がやや複雑になる可能性があります。購入前の販売店の評価確認が重要です。
- 風切り音: 高速走行時には、有名ブランドの高級ヘルメットに比べて風切り音がやや大きめに感じられました。特にフリップアップ部分からの音が目立つことがあります。これは価格を考えれば許容範囲ですが、静粛性を重視するライダーには気になる点かもしれません。
- フィット感の個人差: アジアンフィットなど細かな設計がないため、人によってはフィット感が完璧ではない可能性もあります。事前にサイズ表をよく確認し、可能であれば試着できればベストですが、難しい場合はクッション材などで調整が必要かもしれません。
競合製品との比較:なぜORZシステムヘルメットを選ぶのか?
システムヘルメット市場には、様々な製品があります。例えば、国産メーカーの代表格であるOGK KABUTOの「RYUKI(リュウキ)」やSHOEIの「NEOTEC II(ネオテックII)」などが挙げられます。
| 製品名 | 価格帯(参考) | 特徴 |
|---|---|---|
| ORZ システムヘルメット | 8,000円台 | 圧倒的な価格でフリップアップ・ダブルシールドを実現。コスパ重視。 |
| OGK KABUTO RYUKI | 3万円台〜5万円台 | 国産品質の安全性、静粛性、通気性、フィット感に優れる。コストと性能のバランスが良い。 |
| SHOEI NEOTEC II | 7万円台〜9万円台 | 世界最高峰クラスの安全性、静粛性、快適性、最新技術を搭載。最高品質を求めるライダー向け。 |
見ての通り、ORZシステムヘルメットは他の有名ブランド製品とは価格帯が全く異なります。
OGK KABUTOのRYUKIは非常に優れたヘルメットですが、ORZの約4~6倍の価格。SHOEIのNEOTEC IIに至っては、ORZの約9~11倍の価格差があります。
ORZヘルメットの最大の強みは、「圧倒的なコストパフォーマンス」で「システムヘルメットの基本的な恩恵を最大限に享受できる」という点です。もちろん、高価格帯のヘルメットが持つ「最高レベルの安全性」「徹底的に追求された静粛性」「完璧なフィット感」「万全のアフターサポート」といった要素は、この価格帯の製品に求めるのは酷でしょう。
しかし、「手軽にフリップアップの便利さを試したい」「セカンドヘルメットとして使いたい」「予算を抑えつつ、ある程度の快適性と安全性を確保したい」といったニーズには、ORZシステムヘルメットはまさに最適な選択肢と言えます。
どんなライダーにおすすめ?
私の体験を通じて、このORZシステムヘルメットは以下のようなライダーに特におすすめしたいです。
- 初めてのシステムヘルメットを試したいライダー: 高価な有名ブランド品に手を出す前に、システムヘルメットの利便性を体験してみたい方。
- セカンドヘルメットを探しているライダー: 街乗り用や短距離ツーリング用など、気軽に使えるもう一つのヘルメットが欲しい方。
- 予算を抑えつつ、フリップアップやダブルシールドの恩恵を受けたいライダー: コストを抑えつつも、快適性と安全性を妥協したくない方。
- 街乗りやツーリングで利便性を重視するライダー: 信号待ちや休憩が多い環境で、ヘルメットの着脱の手間を省きたい方。
安全性に関わる装備なので、最終的にはご自身の判断になりますが、この価格でこれだけの機能性を提供しているのは非常に魅力的です。価格面でのハードルが低いため、今までシステムヘルメットに手が出せなかった方も、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:あなたのライディングを格上げする「賢い選択」
ORZシステムヘルメットは、その8000円台という驚きの価格からは想像できないほどの機能性と快適性を提供してくれる、まさに「賢い選択」と呼べる製品でした。
フリップアップ機能による圧倒的な利便性、ダブルシールドによる視界確保の快適さ、そして季節を問わない通気・防寒性能。 もちろん、高価な有名ブランド品と比較すれば劣る点もありますが、この価格差を考えれば、そのコストパフォーマンスは群を抜いています。
「もっと気軽に、もっと快適にバイクに乗りたい!」
そんなあなたの願いを、ORZシステムヘルメットはきっと叶えてくれるでしょう。ぜひ一度、この新しい体験を試してみてください。
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