「易」家計簿は時代遅れ?いいえ、あえて今使いたい無料家計簿アプリの真価とは
「家計簿をつけよう!」と意気込んで始めても、結局三日坊主…そんな経験はありませんか?多機能すぎて挫折したり、入力が面倒で続かなかったり。私もその一人でした。しかし、そんな家計簿難民にこそ試してほしいのが、今回ご紹介する「易」家計簿です。「易」という名の通り、驚くほど“易しい”この無料アプリが、あなたの家計管理の概念をひっくり返すかもしれません。
正直なところ、このアプリがリリースされたのは2013年と、スマートフォンのアプリとしてはかなり古参の部類に入ります。見た目も最新の洗練されたデザインとは言えません。しかし、だからこそ際立つ「極限のシンプルさ」と「動作の軽快さ」が、家計簿を挫折しがちなあなたの強い味方となるでしょう。
まずは実際に触れて、そのシンプルさを体感してみてください。
「易」家計簿とは?その驚くべきシンプルさ
coolgao工作室が提供するこの「易」家計簿は、その名の通り「簡単さ」を追求した無料の家計簿アプリです。特別な機能は一切なく、ひたすらシンプルに支出を記録することに特化しています。
私が実際に使ってみた感想
私がこのアプリを使ってみて、まず驚いたのはその起動の速さでした。古いiPhone 7を使っている私でも、アプリをタップすると瞬時に立ち上がり、すぐに金額入力画面が表示されます。そして、入力項目は「金額」と「メモ」のたった2つ。これだけです。
以前は、銀行口座連携やクレジットカード連携、レシート読み込み機能などが付いた高機能な家計簿アプリを試したこともありました。確かに便利そうに見えるのですが、設定の煩雑さや多すぎる機能に圧倒され、結局は入力が億劫になって挫折の道を辿ってしまいました。「易」家計簿は、そんな複雑さとは無縁。まるで手書きのメモ帳にサッと書くような感覚で、日々の支出を記録できます。
なぜ「易」家計簿は続くのか?驚きのメリット
「簡単だから続く」はよく言われることですが、「易」家計簿には具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?私が実際に使って感じたポイントを深掘りします。
メリット1:究極のシンプル設計
前述の通り、入力項目は「金額」と「メモ」のみ。カテゴリ分けも、収入の記録もありません。これが、まさに継続の秘訣です。考えることが少ないため、入力に迷う時間がなく、サッと記録を済ませられます。家計簿が続かない人の多くは、「入力の面倒くささ」が原因ではないでしょうか。このアプリは、その最大のハードルを徹底的に取り除いてくれます。
メリット2:どんなスマホでも軽快動作
「It is very simple you can use it with no manul. Very fast. Even in a old phone.」という開発元の説明通り、動作は非常に軽快です。リリースが古いアプリだからこそ、最新の高性能なスマートフォンでなくてもサクサク動きます。スペックの低い端末や、容量の少ない端末を使っている方には、この軽さは大きな魅力となるでしょう。私は古い機種を使っているので、この点は本当に助かっています。
メリット3:完全無料の安心感
このアプリは完全に無料です。アプリ内課金も広告表示も一切ありません。無料アプリにありがちな「機能制限で結局課金が必要になる」という心配がないため、安心して使い続けることができます。余計な情報に邪魔されず、純粋に家計の記録に集中できるのは大きなメリットだと感じています。
気になるデメリットと、あえて利用をおすすめしたい人
どんなに優れたアプリでも、向き不向きはあります。「易」家計簿のデメリットも正直にお伝えし、どんな人に最適かを解説します。
デメリット1:機能の少なさ
究極のシンプルさがメリットである反面、これがデメリットにもなります。詳細な家計分析を行いたい人には物足りないでしょう。例えば、以下のような機能は「易」家計簿にはありません。
- カテゴリ別集計やグラフ表示
- 収入の記録
- 銀行口座やクレジットカードとの連携
- レシート読み取り機能
- 予算設定や残高管理
これらは、いわゆる「現代の家計簿アプリ」が持っている標準的な機能であり、それらを求める方には、このアプリは不向きです。
デメリット2:更新頻度とデザイン
2013年リリースということもあり、デザインは良くも悪くもシンプルで、最新のUI/UXを期待する方には古く感じられるかもしれません。また、最終更新日もかなり前であるため、頻繁なアップデートや新機能の追加は期待できません。
こんな人におすすめ!
上記のメリット・デメリットを踏まえると、「易」家計簿は特に以下のような方におすすめできます。
- 家計簿を「とにかく続けること」を最優先したい人
- 複雑な機能は一切不要で、支出の記録だけできれば十分な人
- 手軽にサッと入力したい人
- 古いスマートフォンを使っていて、動作の軽さを重視する人
- 完全無料で家計簿アプリを使いたい人
競合アプリとの比較:「易」家計簿の立ち位置
現在、家計簿アプリ市場には数多くの製品が存在します。代表的なものとして、株式会社マネーフォワードが提供するマネーフォワード MEや、株式会社Zaimが提供するZaimなどが挙げられます。これらのアプリは、銀行やクレジットカード、証券口座などと連携し、自動で家計簿を作成してくれる非常に高機能な点が特徴です。
| アプリ名 | 主な特徴 | 機能の複雑さ | 動作の軽さ | 無料で使える範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 「易」家計簿 | 極限のシンプルさ、手動入力のみ | 低 | 非常に軽い | 全機能無料 |
| マネーフォワード ME | 銀行・クレカ連携、資産管理 | 高 | 中~重 | 無料枠あり、一部有料 |
| Zaim | 銀行・クレカ連携、レシート撮影 | 高 | 中~重 | 無料枠あり、一部有料 |
| 毎日家計簿 (Kakeibo) | シンプル志向、広告あり、グラフ表示あり | 中 | 中 | 無料(広告あり) |
マネーフォワード MEやZaimは非常に便利ですが、多機能ゆえに使いこなすのが難しいと感じる人も少なくありません。特に、自動連携機能は便利である反面、連携の設定が面倒だったり、意図しないデータが連携されて混乱したりすることもあります。
「毎日家計簿」のような他のシンプル系アプリと比較しても、「易」家計簿はさらにシンプルです。広告すら表示されない徹底ぶりは、純粋な記録に集中したいユーザーにとって非常に魅力的です。「易」家計簿は、これらの高機能アプリに挫折した人や、最初から「自動連携なんていらない、自分の手で記録したい」と考える人にとって、まさに理想的な選択肢となるでしょう。
まとめ:あなたの家計管理を「易」家計簿で「易しく」変えよう
「易」家計簿は、最新のデザインやAI機能を搭載した最先端の家計簿アプリではありません。しかし、その“時代遅れ”とも言えるシンプルさが、まさにこのアプリの最大の強みであり、家計簿を継続させるための秘訣なのです。複雑な機能に惑わされず、ただ支出を記録する。この当たり前のことが、いかに重要であるかを「易」家計簿は教えてくれます。
家計管理の第一歩は、現状を把握することです。複雑な分析はその後でも遅くありません。まずは「易」家計簿で、家計を記録する習慣を身につけてみませんか?きっと、その簡単さに驚き、家計管理がもっと身近に感じられるはずです。
「家計簿、今度こそ続けたい!」と願うあなたに、心からおすすめします。
