アズワン セレクトラボ用セキュリティボックス レビュー:研究室の「困った」を解決する秘訣
研究室で日々、高価な試薬やデリケートな実験器具、そして何よりも大切な研究データに囲まれて仕事をされている皆さん、こんにちは。私も長年、研究の最前線で活動する中で、常に頭を悩ませてきたのが「物品管理」と「セキュリティ」の問題でした。特に、複数のメンバーが出入りする共用スペースでは、物の紛失や誤った使用、さらには機密情報の漏洩リスクなど、心配の種は尽きません。
そんな私の研究室の「困った」を解決してくれたのが、今回ご紹介する「アズワン セレクトラボ用セキュリティボックス」です。ただの収納箱ではない、研究室のニーズに特化したその魅力について、私の実体験を交えながら詳しくレビューしていきたいと思います。
研究室で求められる「安心」とは?私たちの現場でのリアルな課題
私の研究室では、微量で高価な試薬を多数扱っています。以前は、鍵のかからない棚や共用のキャビネットに保管していたため、誰がいつ使ったのか、残量はどのくらいなのかが曖然としていました。時には、重要なサンプルが誤って廃棄されそうになったり、デリケートな機器が不注意で損傷したりすることも…。これらは単なる物の問題ではなく、研究の進行に大きく影響し、時には研究費の無駄遣いにもつながります。
また、実験データが記録されたノートやUSBメモリ、さらには薬品の管理台帳なども、紙媒体・デジタル問わず厳重な管理が求められます。しかし、現実にはデスクの上に置きっぱなしになったり、共有ロッカーに無造作に置かれたりしている状況も少なくありませんでした。このような状況では、万が一の盗難や情報漏洩のリスクを常に抱えていることになります。
「もっと安全に、もっと効率的に、大切なものを管理できないものか…」。そんな漠然とした悩みを抱えながら日々を過ごしていました。
アズワン セレクトラボ用セキュリティボックスに出会って
そんな時に出会ったのが、このアズワン セレクトラボ用セキュリティボックスです。正直、当初は「ただの箱では?」と思っていましたが、その詳細を知るにつれて、まさに研究室のために作られた製品だと確信しました。
主要な特長と私が感じたメリット
1. ラボに最適化された堅牢な設計
このセキュリティボックスの本体はスチール製で、さらに耐薬樹脂粉体塗装が施されています。研究室では、薬品の飛散や蒸気によって金属が腐食するリスクが常にありますが、この塗装のおかげで安心して使用できています。私の研究室では、特に有機溶剤を扱う場所の近くに設置していますが、今のところ劣化の兆候は見られません。サイズは360×355×530mmとコンパクトながら、有効内寸法は324×332×480mmと、試薬瓶や小型の機器を収納するのに十分なスペースがあります。限られたラボスペースを有効活用できるのは大きなメリットです。
2. 自由な設置性と拡張性
特筆すべきは、アズワンの既存のラボファニチャー(LOP-7L・7・9、LOG-7・9、LOS-7・9、LSG-7・9、LSS-7L・7・9など)に取り付け可能という点です。私の研究室では、既存のラボベンチの下にぴったりと収まり、まるで最初からそこにあったかのように一体感があります。これにより、デッドスペースを有効活用でき、動線も妨げません。付属の棚板は高さ調整が可能で、収納するものに合わせて内部を自由にレイアウトできるのも使いやすい点です。
3. シリンダー錠とテンキー錠による二重の安心感
セキュリティ面も非常に優れています。シリンダー錠と機械式テンキー錠の二重ロック方式を採用しており、鍵の管理と暗証番号の両方で保護できるため、非常に安心感があります。非常解除用の鍵も付属しており、万が一テンキーの電池が切れたり、パスワードを忘れたりした際にも対応できる配慮がなされています。以前は「誰でも開けられる」状態でしたが、今では大切なものを厳重に保管できるようになり、メンバーの意識も変わりました。
導入してみてわかったデメリット
唯一、導入をためらうとすれば、価格が55,284円と、一般的な収納ボックスとしては高価な部類に入る点でしょうか。しかし、研究室で扱う物の価値や、セキュリティ強化による安心感を考えれば、十分に見合う投資だと私は感じています。また、取り付け可能なラボ家具が限定されているため、既存の環境によっては別途検討が必要になる可能性もあります。
他の選択肢と比べてどう?研究室特化型セキュリティボックスの真価
「セキュリティボックス」と聞くと、一般的なオフィス用金庫や家庭用の小型金庫を思い浮かべる方もいるかもしれません。例えば、コクヨやライオン事務器などが提供するオフィス用金庫は、主に書類や現金、貴重品の保管を目的としており、堅牢性や防盗性に優れています。
しかし、アズワン セレクトラボ用セキュリティボックスは、それらとは一線を画する「研究室特化型」の製品です。具体的な違いを以下の表にまとめました。
| 特長 | アズワン セレクトラボ用セキュリティボックス | 一般的なオフィス用金庫(例:コクヨ、ライオン事務器) |
|---|---|---|
| 用途 | 研究室での試薬、機材、データなどの保管 | 書類、現金、貴重品などの保管 |
| 材質・耐性 | スチール(耐薬樹脂粉体塗装)、耐薬性に優れる | スチール(一般的な塗装)、耐薬性は考慮されていない |
| 設置性 | 既存のラボ家具(LOP-7L等)への取り付け可能 | 自立型が主、特定の家具への連携は稀 |
| セキュリティ | シリンダー錠・機械式テンキー錠(非常解除キー付き) | シリンダー錠、ダイヤル錠、テンキー錠など様々 |
| 内部構造 | 棚板1枚(高さ調整可、ラボ用品収納に配慮) | 書類整理用の固定棚や引き出しが多い |
このように、アズワンの製品は単に鍵がかかるだけでなく、研究室特有の環境(耐薬性)や、既存のラボ家具との連携といった点で、一般的なオフィス用金庫にはない優位性を持っています。この「かゆいところに手が届く」設計こそが、研究者にとっては非常に大きな価値となるのです。
こんな研究室にこそおすすめしたい!具体的な活用シーン
私がこのセキュリティボックスを特におすすめしたいのは、以下のような研究室です。
- 高価な試薬やデリケートな機器を扱う研究室: 紛失や誤使用のリスクを最小限に抑え、コスト削減にも貢献します。
- 機密性の高い実験データや書類を保管する研究室: 情報漏洩対策として、物理的なセキュリティを強化したい場合に最適です。
- 複数の研究者や学生が共同でスペースを利用する研究室: 個人の責任範囲を明確にし、共有物の管理を円滑にします。
- 限られたスペースを有効活用したい研究室: 既存のラボ家具と連携し、デッドスペースを機能的な収納に変えられます。
まとめ:もう悩まない!アズワン セレクトラボ用セキュリティボックスで手に入れる安心と効率
アズワン セレクトラボ用セキュリティボックスを導入してから、私の研究室の物品管理に対する不安は大きく軽減されました。大切なものが適切に保管されているという安心感は、日々の研究活動に集中するためにも不可欠です。また、整理整頓が進んだことで、必要なものをすぐに見つけられるようになり、作業効率も向上しました。
高価な投資に見合うだけの価値が、この一台には確かにあります。研究室のセキュリティと効率化を真剣に考えているなら、ぜひこのアズワン セレクトラボ用セキュリティボックスを検討してみてください。きっと、あなたの研究室にも、新たな「安心」と「スマートさ」をもたらしてくれるはずです。
