バイクに乗るなら、やっぱりヘルメットはフルフェイスがいいですよね!でも、SHOEIやAraiといった高級ヘルメットは手が届きにくい…と悩んでいませんか?特に頭のサイズが大きい方だと、選択肢も限られてくるもの。私自身もその一人で、色々なヘルメットを試行錯誤してきました。
今回ご紹介するのは、そんな悩みを抱えるあなたにこそ知ってほしい、リード工業のフルフェイスヘルメット「STRAX SF-12 マットブラック LLサイズ」です。正直なところ、この価格帯でここまで満足度の高いヘルメットに出会えるとは思いませんでした。特に「あの不満」、つまり「高いヘルメットは手が出ない」「頭のサイズに合うものが少ない」「インナーが洗えないのは不衛生」といった点を解消してくれる隠れた名品だと感じています。私が実際に使ってみた体験談も交えながら、その魅力を徹底解説していきますね。
リード工業 SF-12 マットブラックの特徴
まずは、SF-12の基本的なスペックと、私が特に注目したポイントを挙げていきましょう。このヘルメットは、価格以上の実用性を備えていると断言できます。
- PSC・SG(全排気量対応)規格
- 安全性はもちろん、全排気量対応なのでどんなバイクでも安心して使用できます。エントリーモデルとはいえ、安全性への妥協は一切ありません。
- ラチェット式ホルダーレスシールド
- 片手で簡単にシールドの開閉ができるので、信号待ちでのちょっとした風通しや、水分補給の際にも非常に便利です。また、シールドの着脱も工具不要で楽々行えます。
- フロントに開閉式エアインテークを装備
- ヘルメット内部の空気を効果的に循環させ、蒸れを軽減してくれます。特に暑い季節には想像以上に快適性がアップしますよ。
- 天井部分にメッシュ材を使用した着脱式内装
- この機能は本当に素晴らしい!汗をかきやすい季節でも、内装を取り外して洗えるので、常に清潔な状態を保てます。肌触りも良く、長時間の使用でもストレスを感じにくいです。
- 耳周りに直径約42mmのスピーカー収納スペースを設定
- インカムを使用している方には、これが決め手になるかもしれません。耳が痛くならずにスピーカーを設置できるため、快適なツーリングが楽しめます。
実際に使ってみて感じた「良い点」
私がこのSF-12 マットブラックを使い始めて、真っ先に感じたのはそのコストパフォーマンスの高さです。正直、この価格帯のヘルメットにはあまり期待していませんでしたが、良い意味で裏切られました。
- 驚きのコストパフォーマンス
- 1万円前後でこの機能性と安全性、そして快適性を手に入れられるのは破格です。初めてのフルフェイスヘルメットを探している方や、セカンドヘルメットとして気軽に使えるものが欲しい方には、これ以上ない選択肢だと思います。
- 内装の快適性と手入れのしやすさ
- 内装の肌触りが良く、頭に優しくフィットします。そして何より、汚れたら取り外して洗えるのが本当に衛生的で助かります。特に夏場のツーリングでは、この機能があるかないかで快適さが全く違いますね。
- スピーカー収納スペースの活用
- 私はデイトナのDT-E1というインカムを使っていますが、SF-12のスピーカー収納スペースには問題なく装着できました。耳に当たることもなく、音楽やナビ音声がクリアに聞こえるので、ツーリングがさらに楽しくなりました。
- シールド開閉のしやすさ
- ラチェット式のシールドは、走行中にちょっとだけ開けたい時や、停車中に全開にしたい時など、片手でスムーズに操作できます。これが地味に便利で、一度使うと手放せなくなります。
- LLサイズの完璧なフィット感
- 頭囲61cmの私でも、このLLサイズはまさにジャストフィットでした。きつすぎず、でも走行中にブレることもない絶妙なホールド感です。頭が大きい方にとって、サイズ選びの悩みは尽きないものですが、SF-12はきっとその悩みを解決してくれるはずです。
「ここはもう少し…」と感じた点(デメリット)
もちろん、どんな製品にも完璧はありません。SF-12にも、私が使ってみて「もう少しこうだったらな」と感じた点があります。これらは、より高価格帯のヘルメットと比較すると顕著になる部分かもしれません。
- 静粛性
- 高速走行時や風の強い日には、やはり風切り音が気になります。SHOEIのZ-8やAraiのRX-7Xのような、圧倒的な静かさを求めるのは酷というもの。街乗りや一般道の走行では気にならないレベルですが、長距離高速ツーリングが多い方は、インカムの音量を上げるなどの工夫が必要かもしれません。
- デザインのシンプルさ
- マットブラックはクールでどんなバイクにも合いますが、グラフィックモデルのような派手なデザインを好む方には物足りなく感じるかもしれません。良くも悪くも「普通」のデザインで、個性を主張したい方には少々地味に映る可能性もあります。
- 重量感
- 特別重いわけではありませんが、超軽量を謳うヘルメットと比較すると、若干の重量感を感じます。長時間のツーリングでは、首への負担を少し感じるかもしれませんが、この価格帯としては許容範囲だと私は感じています。
競合製品との比較
SF-12の立ち位置をより明確にするために、他のヘルメットと比較してみましょう。主に、高級ヘルメットと、同じ価格帯・少し上の価格帯のフルフェイスとの比較です。
- SHOEI(Z-8、Glamsterなど)、Arai(RAPIDE NEO、RX-7Xなど)との比較
- 最大の違いは、やはり価格帯とそれに伴う「性能の徹底度」です。静粛性、フィット感の精密さ、ベンチレーション性能、そして先進的な安全性(FIM規格など)においては、正直なところリード工業SF-12がこれらのブランドに及ばないのは当然でしょう。SHOEIやAraiは「究極の快適性と安全性」を追求しているのに対し、SF-12は「必要十分な機能と安全性を高いコストパフォーマンスで提供する」ことに特化していると言えます。予算に糸目をつけず最高峰を求めるならSHOEIやAraiですが、現実的な予算で普段使いの快適性を求めるならSF-12は賢い選択です。
- OGK KABUTO(KAMUI-3、RYUKIなど)との比較
- OGK KABUTOの製品もコスパに優れていますが、KAMUI-3やRYUKIはインナーサンシェードを標準装備するなど、より多機能な傾向にあります。SF-12は、そういった付加機能をあえて排することで、価格を抑えつつ、フルフェイスとしての基本性能と快適性を確保している点が異なります。例えば、サンシェードが不要で、シンプルさを求める方にはSF-12が魅力的に映るかもしれません。また、HJCのCS-15なども同価格帯の選択肢ですが、SF-12は内装の質感やスピーカー収納スペースの設計で一歩リードしていると感じました。シンプルさの中に必要な機能がぎゅっと詰まっているのがSF-12の強みです。
こんな人におすすめ!
ここまでSF-12の魅力と正直な感想をお伝えしてきましたが、どんなライダーにこのヘルメットがぴったりなのかをまとめてみました。
- 初めてのフルフェイスヘルメットを探しているバイク初心者の方
- セカンドヘルメットとして、気軽に使えて洗いやすいものが欲しいベテランライダー
- 予算は1万円前後で抑えたいけれど、安全性と基本的な快適性は妥協したくない方
- 特に私のように「頭が大きくてなかなか合うヘルメットが見つからない!」というLLサイズユーザーの方
まとめ
リード工業のSTRAX SF-12 マットブラック LLサイズは、派手さはないものの、ライダーが本当に求める基本的な性能と安全性を、驚くほどのコストパフォーマンスで実現しているヘルメットです。
「もっと早く出会いたかった!」と心から思える、まさに「あの不満」を解消してくれる隠れた名品。私もツーリングから街乗りまで、毎日愛用しています。ぜひ一度、この快適さを体感してみてください。
